| | >この内容で13476円は高いですか? その内容ならこの保険料は適正だと思います。どれもいい保険だと思いますし。 ただ、保障内容は別として、やはり医療・ガン・300万円の終身保険で13,500円と言うのは一般的にはやや高い印象があります。 1.医療保険について 入院日額1万円かつ60歳払が絶対条件とのことですが、以下の理由でもう少し柔軟に考えてもいいのではないかと思います。 ①医療保険の進化 医療保険は車と同様、モデルチェンジによりより良い商品が投入され続けています。 加入した保険が陳腐化した場合、見直しする事を前提とすれば、終身払いで保険料を安く支払っている方が合理的とも言えるでしょう。 ②治療環境の変化 将来のことは分かりませんが、入院は短期化する傾向にあり、1万円の60日型という保障が少し過大になったり、入院保障を主体とした従来のタイプが適切でなくなる可能性はあると思います。 将来無駄になるかも知れない保険に対し、高額な保険料を頑張って30年で払い終える必要はない(かもしれない)ということです。 一時金が充実した保険や日額5千円程度の保障なら、短期払いでもいいような気はしますが、基本的には5千円の終身払いで適宜見直しを行っていくというスタンスでもいいような気はします。 2.がん保険について チューリッヒ生命のガン保険はとても良い商品ですが、この保険にガン診断給付金特約を付加するのは、以下の理由であまりお勧めできません。 ①この保険の診断一時金特約保険料は安くない ②主契約保障内容が陳腐化した場合に解約しにくくなる この保険の主契約である抗がん剤・放射線治療に対する保障は、素晴らしい内容であるもののガン治療は日進月歩、将来役に立たなくなる可能性はあると思います。 一方、診断一時金は、ガン治療がどう変化しても常に有効である可能性が高いため、”主契約は不要だが特約は必要”という事態になる可能性があるということです。当然特約のみ残すことはできません。 以上を踏まえると、個人的には以下のような加入方法が良いと思います。 ①保障内容重視 メディケア生命 メディフィットA 終身払い 日額5千円+先進医療+ガン診断一時金50万円+入院一時金+払込免除 保険料3,592円 ②保険料重視 オリックス生命 新CURE 終身払い 日額5千円+先進医療+ガン診断一時金50万円 保険料2,412円 ③ガン保障重視 三井住友海上あいおい生命 新医療保険A 終身払い 日額5千円+先進医療+ガン診断一時金100万円+手術特約 保険料3,095円 ④ガン保障をプラス ①~③のいずれかの保険に終身ガン治療保険プレミアムを付加 主契約10万円+ガン手術10万円+ガン通院1万円+払込免除 保険料1,070円 ネットなら1,000円以上で加入できますが、代理店では1,500円以上となりますのでその場合は以下の方法がいいでしょう。 ・主契約20万円+手術10万円+払込免除→1500円 ・主契約10万円+診断給付50万円+払込免除→1505円 3.終身保険について 終身保険は貯蓄性が高い保険であり、60歳払として早期に払込を終了させる方法は有効だと思います。 一生のお守りは、払込免除となった場合、解約返戻金が一気に(60歳払込相当額まで)増加する仕組みとなっており、非常にポイントが高いです。 ただ、単純な保険料の比較で言えばアフラックのWAYS等もっと安くできる保険はあります(WAYSの保険料は5,025円)。 ただ、640円程度の違いですから、払込免除を考えると必ずしも有利とは言えないですね。 まとめると、保険料は、医療保険3千円、ガン保険1千円、終身保険5千円。 多少の増減はあっても保険料は1万円程度に抑えた方がいいような気はします。 仮に合計保険料を9千円に抑えた場合、現在のプランと約5千円の開きが出ます。 毎月5千円を投資信託等で30年間積立てるとすると、30年後に積立て元本180万円に対して年率2%なら250万円、3%では300万円近くに増やすことができます(もちろん約束されるものではありませんが)。 掛捨ての保険を最低限にして、差額でこうした運用を地道に行っていく方法も検討されてはいかがでしょうか。 ただ、こればかりはリスク許容度もあり、必ずお勧めできるものではありませんし、質問者様にとってベストな提案と言うつもりもありません。 あくまでもご参考程度にしていただけたら幸いです。 |
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